色鮮やかな光が縦横無尽に浮かび上がり、7色の虹彩を放つ石
■鉱物名
ブラックオパールとは、通常不透明な濃灰色から黒色を主色とし、地色として、様々な色彩が輝きを見せる単一(ソリッド)の天然石を言う。黒蛋白石(くろたんぱくせき)ともいう。
オパールは非結晶質の鉱物で、主成分は含水ケイ酸。モース硬度は5.5~6.5
■特徴
ブラックオパールは色鮮やかな光が縦横無尽に浮かび上がり、7色の虹彩を放つ現象は遊色現象(プレーオブカラー)と呼ばれ、ブラックオパールの最大の特徴と言える。
■産地
オパールを『国の石』と定めるほどの国、オーストラリアが最大の産地国
有名な鉱山は『ライトニング・リッジ鉱山』でその付近では天然石アクセサリーとして売られてるほど。
■価値
地色が真っ黒で7色全て入っており、且つ広範囲に赤斑がハッキリと入っているもので大粒なものは価値が高い。ただ、赤が全く入っていないブルーやグリーンだけのアースカラーで、 遊色性が高いものも価値が高いと言われています。
■取扱注意(1)
オパールは5~10%の水の分子が含まれているため、保管に気をつけなければいけない。
特に乾燥した場所等に置いている場合は危険で、指輪やネックレスの場合は地金部分を耳に近付けてみて、軽く振った時に「カラカラ」と鳴れば水分が抜けて、気づいたら小さくなっている可能性が高い。
この際、爪がキチっと留まってない可能性が高いので、石落ちの注意が必要。
■取扱注意(2)
オパールはキズが付きやすいため、取扱いには十分に注意してほしい。
特に、表面にキズがある場合は値段が付かない場合が多い。
石に生じたヒビ割れの事をカンやクラックと言い、『カンあり』と言われれば高額査定はまず望めない。
■豆知識
原石が1cmの厚さにまでなるには約500万年の年月がかかるそうです。。。
■オパールの種類…一体どう違うの?
・ブラックオパールとは周囲に黒っぽい粘土層が多く存在したために、砂岩の間にポッチ(黒い部分)ができ、その中でブラックオパールが形成されます。黒い母岩が特徴。
・ボルダーオパールとは「岩の塊」という意味で鉄鋼石の塊の中に出来るため、形を整えて研磨することが難しく、不定形な外観と波打ったように表面に凹凸が見られるのが特徴。母岩付きで、その部分に茶色の鉄鉱石が残っている。別名『母岩オパール』と呼ばれている。
・ダブレットオパールとは天然オパールとプラスチックを接着剤で張り合わせて作る人工オパールの事を言います。宝石店でごく稀に見かけます。
・トリプレットオパール
プラスチックの台座に黒い接着剤でオパールの薄片を貼り付け、上からドーム上のプラスチックを貼り付けてやる方法が一般的で、もう天然ジュエリーの域を超えています。
・ファイヤーオパール(メキシコオパール)
メキシコで産出されたオレンジ色のオパールの事を指すが、メキシコ産はホワイトオパールも産出される。
・クレサンベールオパール
京セラが人工的に作り出したオパール
■高く売るコツ
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■松渓堂が選ばれる理由
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