10000貝に1個の奇跡
■鉱物名
コンクパール(コンク真珠)は、カリブ海沿岸の浅瀬から深さ30mまでの砂底上に生息するピンク貝から採れるピンクガイを母貝とする天然真珠のことを指す。
モース硬度は3.5~4.5と丁度、銅や鉄と同じ位である。ちなみにガラスのモース硬度が5なのでどれだけデリケートか想像できる。
■コンクパールの特徴
優しいピンク色にとろりとした艶があり、表面に火焔模様(フレーム)とよばれる模様がはっきりしているものほど希少で、非常に魅力的な真珠である。
真珠のように直径での表記ではなく、コンクパールはカラットで表記される。貝の内部は美しいピンク色から白、オレンジなど様々な色を持つので、採れる真珠も貝の色と同じように様々な色で出現します。
■産地
バミューダ諸島からフロリダ州南部、西インド諸島、メキシコ湾を含むカリブ海全域に生息している。
■奇跡の産物
母貝であるコンク貝は現地の人々の食糧として採取されていますが、コンクパールはあくまでその副産物としてしか発見されない。発見された真珠は漁師の手に残り、偶然見つかったコンクパールの中からジュエリーに使用できるほど美しいものが見つかる出現率は、1000貝に1個、もしくは10000貝に1個などといわれており、非常にレアな真珠です。
■類似貝
天然真珠には他に「アバロンパール」「メロパール」「ホースコンク」など色々な種類のものがありますが、コンクパールはその中でも、比較的ポピュラーで知られた存在である。
■豆知識その1
バハマ諸島には、とても美しい『ピンク・サンド・ビーチ』と呼ばれる ピンク色の砂浜があります。ダイアナ元王妃とチャールズ皇太子がハネムーンで訪れたことで有名になり、その砂浜のピンクの理由が赤い色をした「コンク貝」 の殻(や微生物など)やサンゴの細かい粒が真っ白なパウダーサンドに混じりが集まってピンク色になるのだそう。
最近は、ビーチで挙式を上げるのが流行っているらしい。。。
(出典:LIST25様)
■ワシントン条約で規制
1973年にワシントンにおいて「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」が採択されました。 この条約をワシントン条約といいます。この条約により規制対象となる動植物は絶滅のおそれの度合いによって 条約の附属書Ⅰ、Ⅱ、Ⅲに区分されており、この附属書ごとに輸入規制の内容が定められています。 今現在、学名「Strombus
gigas」は、付属書Ⅱに指定されており、輸出国の許可がなければ商取引できないものに指定されている。ちなみに、ジンベイザメやオオカミもこの付属書Ⅱに指定されている。
■高く売るコツ
コンクパールはお手持ちの商品と鑑別書を必ずお付け下さい。
中央宝石研究所が発行している鑑別書や海外鑑別書があると、高額査定の可能性が高くなります。
■松渓堂が選ばれる理由
コンクパール買取は店によって評価額がマチマチで、数店舗で査定結果を比べると、倍以上の開きがある場合がございます。なるべく3、4店舗回られる事をオススメします。
店長はジュエリーメーカーで働いていた事もあり、松渓堂はコンクパール買取に自信がございますので、キレイな1ct以上のコンクパールやミキモト(mikimoto)コンクパールをお持ちであれば是非、当店にお持ち下さい。
他店との違いを確かめて下さい。
■お客様第一主義
お客様が笑顔で帰っていただけるような接客を心がけております。
そこも他店と比べてみて下さいm(__)m
では、お客様のご来店心よりお待ち申し上げております。